いよいよ２０１７年も師走を迎えてしまいました！
光陰矢のごとし！　時の過ぎ行くことは、如何ともしがたいものです。

１２月は金星の射手座移動から始まります。
０１日午後、射手座に金星が入ります。
それまで金星があった蠍座とは、金星にとってアウェイの地であったため、力が発揮されにくかったのですが、ここで少しエナジーを取り戻し、美的感覚や愛情の煌きに力が戻ってまいります。

０３日、射手座２９度にて速度を落としていた水星が逆行に転じます。
これは２３日まで続きますが、クリスマスイブには順行に戻っていますのでご心配なく！！
射手座の最終度数には土星もあり、水星と土星のコンジャンクションは１２月前半を通して続いてゆくことになります。
これは、何かの習得や学習をじっくりと成してゆくということを暗示しています。
今までに学んだことの見直し、点検にもよろしいかと思います。

０４日に日付けが変わってすぐの ００時４８分、月は双子座１２度付近に進み、射手座の太陽とピッタリ１８０度を形成いたします。
満月となります。
この１８０度に、魚座１１度の海王星が９０度にて関わります。
太陽・月・海王星の、Ｔスクエアとなります。
ここでは感情が内向きになり、心の奥底で堂々巡り、結論をなかなか出せないようになるため、不安と葛藤に支配されがちになります。
ここでは、あえて答えを出さないほうがよろしいと思います。

０５日、月が蟹座に入って満月域は解消、だんだんと気持の整理がつき始めます。
この月は、蠍座の木星や魚座の海王星と数日のあいだ良き角度を取りますので、気分は晴れやかになってまいります。

この頃、火星は天秤座２７度をゆきますので、射手座の土星、水星と６０度の関係となり、行動に現実味が伴ってきます。
実務や実利を考えた行動が目立ってくるようになります。

そんな中、０６日午前、月と冥王星の１８０度が生じます。
これは、少しばかり思惑が外れることを暗示する座相です。
水星逆行中でもありますので、プランの見直しが有効かもしれません。

０７日、月は獅子座に入り、射手座０７度の金星とトラインを形成します。
愛情や気持の交流がスムーズになって行く２日間の始まりです。

０９日、約２年ぶりに蠍座に火星が戻ってまいります。
冥王星が１９３０年に発見される前まで、蠍座とは火星の支配星座でありましたので、ここで火星は大いに力を取り戻します！
特に性的パフォーマンスは、この蠍座で最大となって行きます！
現在ここには拡張効果をもたらす木星もありますので、性的エナジーの大いなる高揚がもたらされる期間となります。
ちなみに、火星は２０１８年０１月２６日まで蠍座に滞在いたします。
その期間中は、上記の暗示が継続されます。
昔々、蠍座に火星が入ってゆくと争いが起こると云われておりました！
現在もそんな火種は後を絶たないので、ちょっとした紛争なども暗示されます。

１０日、射手座１１度に進んだ金星と、魚座１１度の海王星が９０度を作ります。
これは、愛情の欺瞞、アルコールや薬物障害などを暗示する座相です。
そろそろ忘年会やパーティーの季節ですので、過度な飲酒によって、勢いだけで盛り上がった挙げ句の、その場限りの見せ掛けの恋愛などには注意が必要な時であります。

１４日、月は蠍座に入り、火星や木星と同一星座となりますので、蠍座色が非常に強く出てきます。
愛情の執着、独占欲の増大、フィジカル重視の恋愛、そのような傾向が強くなってゆく数日間となります。


これは次回１２月後半のトピックではありますが、２０日に土星が山羊座に帰還いたします。
約２９年ぶりの大イベント、ここで大きく流れは変わってゆきます。
この１２月前半には、今までのことをしっかりと整頓しておくことが必須であります。
大きな波に乗れるように、身を軽くしておくことが大切なのです！